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脱炭素社会の実現に向けて「チャレンジ・ゼロ」に参画

  • 2020年6月10日 お知らせ

このたび、三洋化成は一般社団法人日本経済団体連合会(以下「経団連」)が策定した「チャレンジ・ゼロ」に参画しましたので、お知らせいたします。
「チャレンジ・ゼロ」は脱炭素社会の実現に向け、イノベーションの創出と早期の社会実装を促すことを狙いとするものです。

 

当社では、『全樹脂電池開発(All Polymer Battery)による脱炭素社会への貢献』を目指します。
全樹脂電池は、関係会社であるAPB株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役:堀江英明)と共同で開発したバイポーラ積層型のリチウムイオン電池で、界面制御技術を有する三洋化成が新開発した樹脂を用い、活物質に樹脂被覆を行い樹脂集電体に塗布をすることで電極を形成しています。このような独自の製造プロセスにより、製造コスト・リードタイムの削減を実現するとともに、これまでにない高い異常時信頼性とエネルギー密度を実現しています。
全樹脂電池はより安全で安定した電力の供給に役立つだけでなく、再生可能エネルギーの普及など地球環境の負荷低減も期待できます。このような全樹脂電池の事業化を促進することで、より大きな社会価値の創造を図り、持続可能でより良い社会の建設に貢献していきます。

 

経団連「チャレンジ・ゼロ」公式サイト
「チャレンジ・ゼロ」における三洋化成のイノベーション事例について

 

<全樹脂電池に関する過去のリリースはこちら>
次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」の要素技術をAPB株式会社にライセンス供与
次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」の事業開発を行うAPB、約80億円の資金調達を実施
次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」の事業開発を行うAPB、越前市に 第一量産工場を設立

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