LGBTQについて知ってほしい －高校でLGBTQに関する授業を実施－
- 2021年9月24日 お知らせ
9月15、16日、LGBTQ当事者でゲイのYouTuberとして活動する三洋化成ダイバーシティ推進部員のかずえちゃんが、京都橘高等学校の３年生を対象に、LGBTQに関する出張授業を実施しました。
京都橘高等学校では、３年生の総合学習の一環で「社会の中の自分」をテーマに、さまざまな観点で生徒に考えるきっかけを作る取り組みを実施しています。その取り組みのなかで、今回は「性のグラデーション」をテーマに活動し、当事者の人に話を聞いて学びをより深めるため、当社が協力するかたちで出張授業が開催されました。
かずえちゃんは、生徒たちに自らの経験をふまえて「当事者ではない人が何気なく発した言葉で傷つく人がいる。自分の言葉には責任を持って」「男だから、女だからと考えず、自分の心の声を大切に、進路選択を」と語りかけ、また先生たちには、「学生にとっての社会は狭いため、先生は学校と外の社会をつないでくれる大きい存在。生徒の可能性や選択肢を広げる存在でいてほしい」とメッセージを伝えました。
最後に、LGBTQ当事者が当たり前に周りにいることを知って、理解者「Ally*（アライ）になろう」と、Allyが増える取り組みの大切さと、当社での取り組みを紹介し、授業を終えました。
*Ally（アライ）：LGBTQを積極的に支援する人のこと。（Ally=同盟、味方という意味）
三洋化成では、ダイバーシティ＆インクルージョンを推進し、すべての従業員が働きやすい企業を目指し、意識・風土改革、制度改定に取り組んでいます。2020年8月からは、かずえちゃんとともに、LGBTQに関する取り組みを加速させています。今後も、社員一人ひとりが理解を深め、多様性を尊重する取り組みを推進していきます。
※授業は新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を取りながら開催されました。
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