“匂い”を可視化し、新たな顧客体験を提供―
「匂いセンサー」は、界面制御技術を織り込んだ匂い物質検出材料を用いたプローブ(人間の嗅覚細胞に相当する部品)で構成されているのが特徴です。その組み合わせを適切に設計・選択することによって多数の化合物からなる複雑な混合物である匂いであっても、高精度でサンプル間の比較・識別することを可能にします。匂いセンサーの技術、サービス紹介、活用例などは、以下のサイトで詳しく紹介しています。
画像クリックで、「匂いセンサー」紹介サイトに移動します。
匂いセンサー
技術概要
①匂い物質検出材料
匂いセンサーのコア部分であり、当社独自の界面制御技術により、匂い物質を選択的に吸着し、電気抵抗が変化する性質を有します。
②プローブ
匂い物質検出材料を塗布した電子部品です。シンプルな構造でコスト・堅牢性に優れます。様々な匂い物質検出材料を塗布したプローブ群から適切に選定、組み合わせたセットをセンサーに用いることで、様々な匂いサンプル同士を精度よく比較・識別することを可能にします。
用途展開例
2021年7月、京都伏見の酒蔵である都鶴酒造株式会社との共同研究を発表。醸造工程に匂いセンサーを活用することで、安定した品質管理や製造工程の省力化を目指します。
事業展開の可能性
匂いセンサーは、「食・アグリ」「環境・諸工業」「パーソナル・ライフケア」「高付加価値化支援」など、匂い・臭いに関する様々なニーズに応えられる事業モデルの構築を目指しています。
リリース情報等
2024年4月11日:匂いセンサー『FlavoToneⓇ』の開発 パフォーマンス・ケミカルス(技術情報)
2023年11月6日:複雑で多様な匂いを可視化する匂いセンサー『FlavoToneⓇ』の販売開始
2023年8月1日:三洋化成の「匂いセンサー」紹介サイトがOPENしました
2021年7月13日:三洋化成と長瀬産業が共同で「匂いセンサー」事業化 -AI を応用した人工嗅覚でおいしさを可視化-
2021年7月13日:三洋化成と都鶴酒造が共同研究を開始-AI を応用した「匂いセンサー」を日本酒造りに活用-