高吸水性樹脂とは
高吸水性樹脂(高吸水性ポリマー、SAP)は、自重の数百倍から1,000倍の水を吸収し、多少の圧力をかけても吸った水を離さない高分子材料です。
1978年に当社が世界で初めて商業生産を開始しました。それ以来、紙おむつを中心にナプキンなどの衛生用品や、農業・園芸、ペット関連、土木・建築など幅広い分野で使用されています。
吸水する仕組み(原理)
吸水前のSAPは高分子の長い鎖が絡み合った状態をしています。水と触れると高分子の網が広がり、この網目に水が閉じ込められます。
SAPの主な用途
分野 | 用途 |
---|---|
衛生用品 | 紙おむつ、ナプキン |
農業・園芸 | 土壌保水剤、育苗用シート |
食品・流通 | 保冷用ゲル剤 |
日用品 | 使い捨てカイロ、ゲル芳香剤 |
ペット用品 | ペットシート |
メディカル | 廃血液固化剤 |
高吸水性樹脂サンウェット
当社子会社のSDPグローバル株式会社は衛生材料用途SAPを専門とする世界有数のサプライヤーであり、高吸水性樹脂サンウェットは40年以上の歴史をもつSDPグローバル株式会社のブランドです。
サンウェットは20種類以上の幅広いラインナップで、お客様の多様なニーズにお応えします。
サンウェットを支える3つのコア技術
これらの深化と応用製品の開発に日々取り組んでいます。