INTERVIEW
理学研究科化学専攻修了
2015年入社
Beauty & Personal care統括部
企画開発グループ
D.I.
入社後、医療産業分社(当時)に配属され、感染症やがんの診断薬の研究開発に携わる。2020年よりバイオ企画部(当時)に異動し、1年間共同研究先の大学に常駐しながら、新規の診断薬及び医療材料に関する共同研究を推進。
2021年より現職。主な担当業務は、新規素材の探索、化粧品製剤の作製及び評価等。
化粧品の進化を担う
新素材を追い求めて
所属するコスメマイスターチームでは、マーケティング調査などをもとに市場のニーズを読み取り、そのニーズに訴求しうる素材の探索を行っています。候補となる素材は化粧品製剤に配合し、狙い通りの機能が発現しているかどうかの評価に加えて、使用感や匂いといった官能評価を通して価値確認を行います。製品カテゴリー、液状やクリーム状などの剤型、他の素材との組み合わせ、その他様々な因子により素材の価値は変化するため、素材の価値を最大限に引き出す使用方法を試行錯誤し、お客様に刺さる提案につなげられるよう心掛けています。
人々の日常を彩り
自らの感性を磨ける恵まれた仕事
化粧品は日常生活に身近なものなので、三洋化成の素材が使用されている製品を街中で見る機会も多く、自らの仕事が多くの人々の日常を彩っていることを肌で感じることができ、大きなやりがいを感じます。また、化粧品分野では内容物の効果だけでなく、使い心地や香り、容器デザインや広告ストーリー等が購入動機に影響するため、感性がとても重要です。化粧品の市場調査やマーケティングでは、人気の化粧品を見たり触れたりして比較するなかで自分の感性を磨いていくことができ、仕事へのモチベーションとなっています
オンリーワン素材を開発して
トレンドを創りたい
三洋化成の技術を活かしたオンリーワン素材の開発にチャレンジしたいと考えています。これまでは顕在化しているニーズを読み取り、そのニーズに訴求する素材の開発を行ってきましたが、オンリーワン素材を開発するためには、市場ではまだ気づかれていない潜在ニーズをつかみ、三洋化成ならではの視点から新規の素材を開発することが求められます。難しいことですが、できないことではありません。実際にそれを実現でき、最終的に開発した素材でトレンドを創ることができたら最高です。
私が入社を決めた理由
魅力的だったユニークな制度やチャレンジングな社風
就職情報誌を読んでいた際に、勤務地が京都であったこと、初任給が高かったことに目を引かれ、会社のホームページを調べたり、説明会に参加したり。そんな中で、自由研究制度やパーソナル研究チャレンジといったユニークな制度、社内に医療分野の前例がない中でゼロから高度管理医療機器の製造にこぎつけた事例などを知り、リスクをいとわずチャレンジするおもしろい社風に次第に惹かれていきました。研究員の割合が多く、幅広い業務に携われると聞き、若手のうちから様々な経験を積めると期待して、最終的に入社を決めました。
1日のスケジュール
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09:15
出社
メールチェックとスケジュール確認を行う
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09:45
実験
検討中の素材を配合した化粧品製剤を作製
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12:30
昼休み
社員食堂での昼食後にスムージーを飲むのがルーティン
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13:30
ミーティング
進捗を共有し、プロジェクトの進め方を議論
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15:00
実験
作製した化粧品製剤に関して、官能や機能などを評価
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16:30
資料作成
実験データをまとめ、資料を作成
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18:00
帰宅
時間のある時は店に立ち寄って気になる化粧品をチェック
休日の過ごし方
キャンプやトレッキングなどのアウトドアを楽しむのが最も気に入っている休日の過ごし方です。自然の懐に抱かれきれいな空気の中で体を動かすと、心も体もリラックス。美味しい食べ物や温泉もセットだと、さらに素敵です。